人、まち、自然。ふるさと日本、ありがとう。 日本維新の会参議院比例区第25支部長竹内栄一
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民主党参議院比例区第68総支部長竹内栄一
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平成22年3月10日
バンクーバー五輪に思う
 現在の社会では、時間の感覚が昔と違って、時の流れが本当に早い。
先週のテレビはバンクーバー五輪一色、今は、宴の後で、平常に戻った。
時期遅れの感があるが、一つコメント。
46.2% -36.3%、この数字、何のことかお判りですか、これ26日丁度昼ごろで、女子フィギュアスケートの浅田真央選手がフリーの演技した時のテレビ視聴率―瞬間最高視聴率そして平均視聴率(いずれも関東地区)]の数字です。
 
 わが国で最高のテレビ視聴率と言えば国民的番組と言われる年末恒例のNHKの紅白歌合戦が有名ですが、最も高いのは1963年の81%、しかし、最近では30−40%台で、昨年で40.7%です。それと比べると、この浅田選手の視聴率は“びっくり仰天”です。
簡単に言えば、国民の半分近くの人たちが見ていた。
勿論、冬季オリンピックは決して強くない日本人選手の中で、彼女は本当に数少ない金メダルのチャンスの高い、本人もそれを口にしていたし、マスコミでの前評判に煽られていたこともありますが、あの
若い、そして美人の選手に、やはり、日本中が、私たち国民全員があの時は、皆、本気で、彼女に金メダルをとって欲しいと、心底、願っていた、或いは、祈っていたのでしょう。
元々、わが国はいろいろ理由はありますが、冬季五輪は強くない、メダルの数も長野の時が例外で、本当に少ない、だから、一般の国民の関心もそれほど高くない。
 
 今回も、金メダルのチャンスが残ったのは、女子フィギュア、特に韓国のライバルであるキム・ヨナ選手との一騎打ちとなる浅田真央さんだけですから、否応なしに、彼女への期待が一挙に盛り上がった。
また、その背景には今回の五輪では、同じアジア地域では、我が国の不振に比べて、特に、中国と韓国の選手の活躍が一段と目立っておりました。
彼らは国威発揚の気分も強く、又、中国は旧ソ連のような事実上のステイトアマ的な選手ばかりで、実力もあります。
 
中国、そして韓国の選手の強さを見せ付けられると、一般の日本人も“たかがオリンピック、されどオリンピック”ということで、日本人全てが、浅田選手に金メダルの夢を託した気持ちは痛いほど感じます。
かく言う私も同じ気分で、あのテレビの実況を見ておりました。
オリンピックは参加することに意義があるなどと、奇麗事を聞いても心は動きません。
やはり、勝負は勝たねばなりません。
 
 オリンピックは国旗を背負って、各国の選手がフェアプレーの精神で真剣勝負する大舞台であり、私たち観客も国の名誉をかけて戦う自国の選手に感情移入して、選手と一緒に戦っている自分に、日本国民であることに誇りや自信を感じます。
もう一つ言えば、あの時のテレビで応援した国民の素朴な気持ちは、この国を覆っている閉塞感の裏返しであり、わが国の国力や存在感が衰退しつつあること、そして、一体、日本の将来はどうなるのか、誰にも判らない不安感や焦燥感から逃れたいと言う気分が重なっていたに違いありません。
平成の御代に入って、もう二十数年も、わが国は、政治的にも経済的にも不確実な状況に落ち込んだままです。
 
 しかし、私たちはこの国を守って、子供たちや孫たちの為にも生き抜いていかねばなりません。英国には“British Muddle through”という言葉があります。
どんな困難にあっても英国人は何とか生き延びていくという意味ですが、長い歴史を生き抜いてきた私たち日本人だって同じ覚悟を持っております。
試合直後の浅田選手は“悔しい”との一言、あとは嗚咽するだけでしたが、しかし、この“悔しい”の一言に次の五輪への挑戦を含めて、万感の思いが込められておりました。
あのテレビを見ていた日本人も当然、同じ“悔しい”と思ったでしょう。
私たちが本当にあの“悔しい” 気持ちを彼女と共有できれば、この国を覆っている閉塞感を打破できることが出来ます。私たちに勇気を与えてくれた浅田選手に万歳!!!