人、まち、自然。ふるさと日本、ありがとう。 民主党参議院比例区第68総支部長竹内栄一
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民主党参議院比例区第68総支部長竹内栄一
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平成22年4月28日
民主党員としての私の思い (皆様のご意見にお答えして)

昨年9月、民主党政権が誕生、これは正に、戦後政治60数年の歴史のなかで実質的な初めての本格的な政権の交代であった。しかし、それから、約8ヶ月が経過して、残念ながら、民主党に対する国民の信頼は大きく揺らいでいる。勿論、それには色々な理由や原因があるが、“政治の世界は一寸先は闇”とは、よく聞くが、ここまで逆風が吹くとは想像だにしなかった。政権政党としての実績や経験の不足や、ガリバ-政党である自民党との対抗心の余り、現実を軽んじて、唯々、彼らと差別的な政策を有権者に訴えることを意識しすぎて、結果として、現実の厳しさに裏切られていると言うしかない。その点の余りの落差の大きさに、国民の期待を大きく裏切った事になったのであり、国民がせっかちに成果を期待したことを恨んでも、言い訳にもならない。ここは結党の初心に帰って、何が間違っていたのか、どうして間違ったのか、何が国民の不信を招いたのか、冷静に厳しく反省する、そして勇気を持って間違いを正すしかない。

私たち政治家は、国民に奉仕することを信条として立てて、必ずしも報われることのない生き方を選んだ以上、自らの身を常に正しつつ、後ろを振り向かないで、国家国民の為に尽くす為に、唯ひたすら前進するしかない、その過程では、一歩後退二歩前進も、或いは、もっと大きく後退するしかないと厳しい試練のときもあろう。如何に困難な状況に追いこまれようとも、その困難と闘い、己の信条を信じて、最後の勝利を目指すことが政治家の使命であると考えている。

わが国の戦後60数年の間、実質的には、自民党が政権を常に独占してきた。戦後米国の占領下、屈辱と悲哀に苦しんだ時代、そして、冷戦の時代に米国をリーダーとする自由民主義陣営に参加して、世界第二位の経済大国の地位を築き上げたことは自民党政権の大なる功績である。しかし、彼らは、1981年に冷戦構造が崩壊した後、世界の政治そして経済のパラダイムが大きく転換したことの意味を、勇気を以って直視すべきことを回避して、過去の成功神話であった戦後体制の発想や仕組みに、唯、しがみついて、惰性的に、状況の変化に追随するだけの怠惰な政治に陥った。平成13年小泉首相が登場して、平成18年に退場する迄、自民党政治の因習を打破すべく,“聖域なき構造改革”を志向したが、長期政権の宿悪である利権や既得権のしがらみや、また余りの米国流の弱肉強食的な改革原理主義を推し進めた為に、国民の反発も厳しく、結局、平成18年挫折した。そして、その結果、昨年8月の衆院選で、国民有権者は自民党政権を見限って、我が民主党に政権を委ねたのが,その経過であった。

国民が民主党に政権を託したのも、自民党の長期政権の惰性の政治では、最早、将来の明るい展望が開けないことに気づいて、二大政党制による政権交代による新しい政治のあり方への期待と希望であっただろう。マスコミも大きく喧伝したし、私たちも政権交代があってこそ、政党は国民の為に、お互いに緊張感を持って、切磋琢磨する、そして、その結果、わが国の議会制民主主義が活性化するのだという論理を前向きに受け留めてきた。私もそのような二大政党制が正しい選択であると信じているが、欧米等では二大政党制が定着するまでには、それなりの歴史があり、やはり、政権交代があろうと、政党間には、例えば、国防と外交政策は基本的には共通している、国益優先と言うことであるが、そういう政治的な土壌が不可欠であることを、今、普天間基地移設の問題を見ながら、痛感している。果たして、わが国に、二大政党制が国民性や民意の多様性を考えて、本当に相応しいのかは、判断するにはまだ早い、異論があることも承知しているが、今は始まったばかりである、国民有権者の皆さんには、もう少し我慢していただき、私どもに時間を与えてほしいと願うばかりである。何事も試行錯誤はつきものである。唯、その為には、我が民主党も、真の国民政党を目指して、党の理念、基本政策を明確に国民に示して、信頼を勝ち取る為に、組織体制を整備して日常活動に努めること、そして、支持基盤を強化する為に、党員の勧誘を含めて党勢の拡大に努めることが不可欠であるのは論を待たない。

私個人は、民主党は自民党とは違って、まだまだ、若い政党である、唯、その結党の経緯から党員には旧社会党から自民党まで出身母体も色々あるし、初めから民主党へ参加した仲間も多い、イデオロギー的にもリベラ色の強い人から保守系の考えの人もいる。経歴的にも、多士済々であり、優秀な人材は沢山居る。そのような状況のためか、民主党としての政党の理念、国家観や歴史観、どんな国づくりを目指すのか等、党綱領がまだ出来ていないのは残念であるが、しかし、はっきりしているのは、政権政党である以上、国家国民に対して、全責任を負うものであって、イデオロギー的な相違があろうと、なかろうと、全ての党員は愛国者でなければならないと言うことである。

いずれにせよ、優秀な人材は沢山居る、若い人が多いが、理想を真剣に追い求める情熱に溢れている。幸いに、彼らには、利権や既得権の古いしがらみもない、従って、現実というものをきちんと見定めて、そこに足をきちんと据えることを忘れなければ、“現実的な理想主義の政治”を実現できる可能性は誠に大きいと信じている。その為には、自由な発想を駆使して、党内でも、党外に対しても、自由闊達な議論を旨として,民主主義のルールに従った、開かれた国民政党となれば、必ず、国民の信頼と期待に十分応えられる責任政党に成長できることを確信している。私も、民主党の一員として、その方向を目指して、あらゆる努力を果たすことを覚悟し。また、国政に参加できれば、国民の期待に応えるべく、声なき声も聞きながら、同時に安易に大衆に迎合することなく、常に、国民全体の利益、国家の独立と自存を考えて、大局的な決断−慎重且つ大胆に決断する時には決断する、そして、その決断について一切の責任を負うことを、国民に明らかにしながら、真に国民の為の奉仕者としての政治家になることを志しできます。

竹内栄一は、まだまだ、未熟者であります。有権者の皆さん方の厳しい批判、叱責そして同時に温かい励ましをいただきながら政治の道を歩んで行く所存です。ご指導とご鞭撻を心より申し上げます。


竹内栄一事務所